王道の勉強法。理解を先にしたいならこれ
①テキストを読んで理解
②問題演習でインプット
この順番でやりたい人はこの勉強法がおすすめです。
最もオーソドックスな勉強法で、しっかり実力が付きます。
使用する教材
・テキスト…「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」
・問題集…「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」
・過去問…無料ダウンロード
テキスト: みんなが欲しかった!FPの教科書3級
テキストは、「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」を使用します。
この勉強法は、まず理解をしてから問題演習でインプットをします。
これが王道の勉強法だと思います。
問題演習でインプットを先にしないのであれば、最初にテキストを読んで理解をする段階で時間がかかりがちなので、理解をできるだけスムーズにしたいです。
「みんなが欲しかった」は、テキスト12冊中、最も分かりやすいテキストです。
表はもちろん、図もたくさんあって、とにかく分かりやすく、やさしく解説してくれています。
そういうわけで、このテキストを選びました。
一番メジャーな勉強法に一番適している、そういうこともあってこのテキストはずーっと「売上一位」なんだと思います。
問題集:みんなが欲しかった!FPの問題集3級
問題集は、テキストの別売問題集である「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」を使います。
FP3級の問題集はそれぞれ同じシリーズのテキストに対応しているので、テキストと問題集は合わせたほうがいいです。
本書ももちろん、「みんなが欲しかった」テキストに対応しています。
テキストと同じ順番に問題があって、それぞれ対応しているテキストの節番号が書かれているので、分からないところをテキストで読みたいときもすぐに該当のページにいけます。
まあでも、テキストと同じように解説が非常に丁寧なので、解説を読んでも分からないということはそうそうないと思います。
過去問:無料でダウンロード
過去問は、きんざいとFP協会のサイトから直近3〜4年分を無料でダウンロードできます。
きんざいの過去問はコチラ
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具体的な勉強法
①テキストを読む+節末問題を解く
テキストを普通に読み進めていきます。
合わせて、節末まで行ったら読んだ知識の確認のため、節末問題を解きます。
効率を考えるなら、よく分からないところはあまり考えずに飛ばしたほうがいいです。
ただ、通読は1周だけにしたいとか、じっくりしっかり理解しながら進めていきたい場合は、時間をかけてゆっくり進めていくのが良いと思います。
②周回はお好みで
1周終わったら、以下の3通りの選択肢があります。
(1)もう一回①と同じように読んで節末問題を解く
(2)節末問題だけ解き直す
(3)問題集を解く
私がこの勉強法をするとしたら、一周目の通読は軽く流しながらできるだけ早く終わらせます。
一周目で全体像をつかんだ後、二周目以降でちゃんと理解をしていきます。
でもここは、自分の一周目のやり方に合う選択をします。
一周目をしっかりやったなら、(2)や(3)に進んでも良いと思います。
③問題集を解く
問題集を順番に解いていきます。
よくわからない問題は、ちゃんとテキストに戻って読んで理解します。
全体の7割くらい解けるようになったら、次の段階に進んでいいと思います。
④問題集付属の過去問を解く
「みんなが欲しかった問題集」には、過去問が1回分ついています。
過去問はネットからもダウンロードできますが、それには解説がありません。
だからここでは、問題集についている過去問を解きます。
⑤弱点対策
過去問を解いた体験をもとに、今の自分の弱点を把握して、必要な対策をします。
・学科が不合格→問題集の学科部分の解きなおし。必要に感じたらテキスト読みなおし
・実技が不合格→問題集の実技部分の解きなおし
・本試験形式に慣れてない→さらに過去問を解く(⑥)
・特定の範囲が苦手→その分野だけテキストで集中的に読み込む
⑥過去問を解く
弱点をある程度カバーできたと感じたら、問題集付属とは別の過去問を解きます。
直近の過去問をきんざいかFP協会からダウンロードします。
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解いたら答え合わせをして、正答率の把握と、間違えたところの解説をテキストで探して読みます。
もしまだうまくいかないところがあれば、それはまた⑤に戻って対策をし直します。
ここまでやれば合格できます。
良い点: しっかり勉強できる、取り組みやすい勉強法
最もオーソドックスな勉強法で、ほとんどの人にとって取り組みやすい勉強法です。
しっかりテキストを読むことができるので、合格はもちろん、勉強した内容がしっかり自分の教養にもなります。
一番「学んでいる」感がある勉強法かな?と思います。
悪い点: 最効率ではない
問題演習を先にやってどんどん進めていく勉強法に比べると、テキストをしっかり通読するこの勉強法は、効率面では劣ります。
効率重視の人や、時間がない人には他の勉強法がおすすめです。
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