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【医療事務管理士】医科医療事務管理士技能認定試験の合格率など解説

医療事務のおすすめ資格、医科医療事務管理士試験

最も昔からある医療事務の資格

医療事務管理士(医科 医療事務管理士 技能認定試験)は、日本で最初の医療事務の資格です(1969年から実施)。

歴史がある分、医療機関からの認知度も高い資格です。

この記事では医療事務管理士について、試験の概要のほか、どんな人におすすめかなど解説をします。

試験の概要

受験者数(2016年度合計)13,465人以下? ※1
合格率(2018/11~2019/09)47.3~66.6%(後述)
試験日いつでも ※2
試験会場ネットが使えればどこでも○
在宅受験
受験料7,500円
受験資格特になし
試験実施団体JSMA技能認定振興協会


※1.最新の受験者数を協会に問い合わせましたが、非公開とのことです。2016年度の受験者数は、協会の「試験実績」のページの一番下に「年齢構成(科目別)」というグラフがあって、ここの医科の数字を合計したものです。
「13,465人以下?」と書いた理由については、以下の特徴の「受験者数」のところをご覧ください。

※2.インターネット試験は、受験料の決済完了から2週間以内ならいつでも受験できます。


会場試験もありますが、こちらは奇数月の第4土曜日にのみ実施なので、インターネット試験がおすすめです。

詳しくは試験実施団体の「JSMA技能認定振興協会」のサイトをご覧ください。




特徴

日本で最初の医療事務資格

「医科医療事務管理士技能認定試験」は、1969年から実施している、日本で最初の医療事務の資格です。

昔からある分、医療機関からの認知度も高いです。

参考:JSMA技能認定振興協会「沿革」


インターネット試験で資格が即日取得できる

ここが他の資格と違う大きな特徴ですが、「医療事務管理士技能認定試験」はインターネットでいつでも受験することができます

さらに、試験を終えるとすぐに自動で採点されて、合否がその場で出ます

いつでも試験が受けられて、試験を受けたその日に資格が取得できるというのは、他の資格にはないメリットです。


試験のスケジュールを気にして勉強する必要がないので、自分のペースで勉強できます

他の資格試験も毎月実施が多いのでそこまで困りませんが、それでも申し込みは1ヶ月前とかなので、ある程度考えてスケジュールを組む必要はあります。

一方、「医療事務管理士」の場合は、申し込んで決済完了から2週間以内ならいつでも試験が受けられます。


資格をその日にすぐ取得できるのも大きなメリットです。

他の試験の合格発表は試験から1か月後とかなので、それに比べて1ヶ月早く資格が取得できて履歴書に書くことができます
つまり、他の資格より1ヶ月早く就職活動ができるようなものです。



合格率:平均55.7%

2019/0949.8%
2019/0765.4%
2019/0547.3%
2019/0353.7%
2019/0166.6%
2018/1151.2%

参考:JSMA技能認定振興協会「試験実績」


6回分の試験の合格率平均は、約55.7%です。

ちなみにこれは会場試験だけの結果です。
でも試験内容は似たようなものなので、合格率も同じような数値になると思います。


受験者数:大幅に減ってるかも

最新の受験者数についてはホームページに記載がなく、問い合わせても非公開でした。

上記の表に書いた「13,465人」というのは、協会の「試験実績」のページの一番下に「年齢構成(科目別)」というグラフがあって、ここの医科の数字を合計したものです。

このグラフは2016/5~2017/03の集計データです。


ユーキャンの医療事務講座は、以前はこの「医療事務管理士」試験に対応している講座でした。
しかし、「医療事務認定実務者」試験が2016年12月に新設されて、ユーキャンの講座は「医療事務認定実務者」に対応して、「医療事務管理士」は非対応になりました

そうなるとユーキャンの受講生は「医療事務管理士」を受験しなくなるので、2017年以降は大幅に受験者数が減っていると思います。



医療事務技能士との違い:より簡単

JSMA技能認定振興協会が実施している医療事務の資格試験には、「医療事務技能士認定試験」というものもあります。

主な違いは以下のような点です。

新しい資格
「医療事務管理士」は日本で一番最初の医療事務資格ですが、逆に「医療事務技能士」は 2020年1月から試験が実施されるめちゃくちゃ新しい資格です。


出題範囲が違う
レセプトは外来のみ(医療事務管理士は入院レセプトも勉強します)だったり、200床未満の比較的小規模な医療機関のみを想定して勉強します。


難易度が違う
正確な数字は書いてありませんでしたが、JSMA技能認定振興協会のサイトによると合格率は85%位とあるので、かなり簡単な内容だと思います。


他にも色々細かい違いがあります。
JSMA技能認定振興協会のサイトで両資格を比較しているので、気になった方はご覧ください。

ただ個人的には、どうせ勉強するなら知名度のある「医療事務管理士」がおすすめです。





こんな人におすすめ!

急いで資格が欲しい人

上記の「特徴」でも解説しましたが、この資格はいつでも試験が受けられて、試験を受けたその日に資格が取得できます

そのため、集中して一気に勉強して、すぐ試験を受けて資格取得ができます。

試験日から履歴書に資格を書くことができるため、就職活動をすぐに始められます

これは他の医療事務の資格にはないメリットです。


※私が取得した「医療事務認定実務者」の場合、試験日の1ヶ月前から勉強を始めて計40時間くらい勉強して受験。試験から1ヶ月弱で合格証書が届きました。
「医療事務管理士」の場合は、受験後すぐに証明書が発行できて、勉強期間も1日当たりの勉強時間をもっと増やせる方であれば短縮できます。


ソラストの通信講座が良いと思った人

「医療事務管理士」に対応している通信講座は「ソラスト」と「ネバギバ」です。

医療事務の人気資格は他に、「医療事務認定実務者」とか「メディカルクラーク」がありますが、勉強内容も難易度も似たようなものです。


・「医療事務管理士」と「メディカルクラーク」…昔からある資格
・「医療事務認定実務者」…医療事務資格のうち、今最も受験者数の多い資格

こういう違いはありますが、就職活動の時に価値に差があるわけじゃありません(勉強内容と難易度が同じくらいだから)。


大きく違うことといえば、対応している通信講座です。
・医療事務管理士  …ソラスト、ネバギバ
・メディカルクラーク…ニチイ
・医療事務認定実務者…ユーキャン

この中でソラストやネバギバの通信講座に一番魅力を感じたなら、医療事務管理士がおすすめ、というか医療事務管理士を取得することになります。


ソラストの医療事務講座の詳細は、以下の「ソラスト公式サイト」から確認することができます。

ソラストの医療事務講座はこちら






おすすめできない人

資格を武器に就職活動したい人

資格を武器に就職活動したい人には、取得しやすい「医療事務認定実務者試験」より、「診療報酬請求事務能力認定試験」をおすすめします。

この資格も医療事務の人気資格ですが、上に挙げた3つの資格とは大きく異なる特徴があります。

それは、医療事務の資格の中で最難関の資格という点です。
合格率は30%程度です。


・学生などで勉強時間が確保しやすい
勉強をコツコツ続けるのが得意
・コミュニケーションがあまり得意じゃないから、代わりに何か強みが欲しい

こういった人なら、頑張って「診療報酬請求事務能力認定試験」を目指すのもアリだと思います。


ただ、年2回しか試験がないし、難しいから絶対受かるとも限らないので、それを待つよりは、パパっと医療事務管理士など比較的簡単な資格を取得して、すぐに就職活動を始めたほうが就職しやすいんじゃないかと個人的には思います。






医療事務で他のおすすめ資格

私はユーキャンの医療事務講座を受講して、「医療事務認定実務者」資格を取得したので、ちょっと薄っぺらい解説だったかもしれません。

正直個人的には、受験者数が最も多い「医療事務認定実務者」が一番おすすめ、というかユーキャンが分かりやすかったのでそっちがおすすめという感じです。


ユーキャンの医療事務講座なら、実際に受講・受験した経験をもとに、以下の記事でまとめレビューをしています。

どの通信講座がいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

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