医療事務の資格を独学で取れないか、徹底的に調べたよ!
私は、医療事務の資格を通信講座で取得しました。
ただ、なかには「独学で取りたい」って人もいると思います。
私も医療事務の資格を取ろうと思ったときに、独学向けのテキストについては調べました。
結局、調べたら独学は難しそうだったので、通信講座を受けました。
でも、調べたときに「もうちょっと分かりやすく医療事務の独学について解説してくれてるサイトがあれば助かったのに…」と思いました。
なので、私が独学で使えそうな教材について徹底的に調べて、この記事を書きました。
医療事務の資格10種類すべてについて、独学ができないか調べました。
頑張って調べたから、ぜひ参考にしてね!
結論まとめ
・「診療報酬請求事務能力認定試験」なら独学向けのテキストも市販されてる
・独学は不可能じゃないけど、最難関試験だからおすすめはできない(勉強方法あり)
・↑以外の資格…全く売ってないor問題集しか売ってない
・独学並みに安い講座もあるよ!
・分割払いも選択肢
診療報酬請求事務能力認定試験
診療報酬請求事務能力認定試験とは?
テキストの紹介の前に、この資格について簡単に説明します。
受験者数(2018年) | 10,013人 |
合格率(2018年) | 33.5% |
試験日 | 7月、12月 |
試験会場 | 17都市 |
在宅受験 | × |
受験料 | 9,000円 |
受験資格 | 特になし |
試験実施団体 | 日本医療保険事務協会 |
「診療報酬請求事務能力認定試験」はだいぶ長ったらしい名前の試験ですが、医療事務のなかでかなり有名な資格です。
医療事務の資格の中で「最も難しく」て、その分「最も高く評価される」資格だからです。
医療事務の他の資格は、どれも合格率50%以上はあるのに、これだけは30%程度しかありません。
そのほか、この資格については以下の記事でもっと詳しく解説しています。
対応している「独学向けテキスト」
そんな難しい資格むりむりー!
でも、テキストが市販されてるのはこの資格だけなんだよ…
今回調べて、独学向けにテキストが市販されていたのは、この資格だけでした。
しかもテキスト2冊、問題集1冊と、計3冊も選択肢があります。
①ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集
1番おすすめのテキストです(2冊しかありませんが)。
376ページあって、大部分はテキストなので、比較的分かりやすく解説がされていると思います。
Amazonのページで内容の見本が数ページ見られます。
どんな感じなのか確認してみることをおすすめします。
ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集(Amazonリンク)
②医療事務[診療報酬請求事務能力認定試験(医科)]合格テキスト&問題集
この1冊に、(1)テキスト、(2)問題集、(3)過去問、(4)診療報酬点数表。
この4要素が詰まったすごい本です。
ただ、これだけ詰まっていて252ページしかありません。
薄いということは内容が絞られている可能性もありますが、解説が簡潔なのは確実です。
だから、初学者には難しいんじゃないかと思います。
医療事務[診療報酬請求事務能力認定試験(医科)]合格テキスト&問題集(Amazonリンク)
③診療報酬請求事務能力認定試験 受験対策と予想問題集
これはテキストというより問題集です。
直近の過去問5回分と、予想問題が掲載されています。
「受験対策のキーポイント」や、「実践知識のキーポイント」もあるので、ある程度実力が付いてから直前対策に使うのがいいと思います。
診療報酬請求事務能力認定試験 受験対策と予想問題集(Amazonリンク)
勉強方法
簡単じゃないけど、一応可能だよ
もし私がこの資格をどうしても独学で取らなくちゃいけないのであれば、以下のように勉強をします。
テキストは1冊目の↓を使います。
ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集(Amazonリンク)
問題集は3冊目の↓を使います。
診療報酬請求事務能力認定試験 受験対策と予想問題集(Amazonリンク)
①テキストを読み進めながら並行して問題を解く
最初から全部理解するなんて無理です。
ここでは半分くらい理解できれば上出来と考えます。
②1周終わったら、問題集を解くことに専念
分からない部分を適宜テキストで確認しながら進めます。
問題集は何周もして、大体の問題を解けるようになるまで繰り返します。
③予想問題を解く
予想問題を解きます。
自分の苦手な部分など課題を把握して、対策します。
独学で合格できる?
独学向けテキストが市販されているのは、この資格だけです。
だから、どうしても独学するのであれば、これが一番おすすめです。
初学者には独学はおすすめできない
でも、決して独学自体はおすすめできるものではありません。
テキストがあるのは良いですが、よりによってこれは最難関の資格です。
難易度面では、一番独学は難しいです。
※医療事務の仕事をしていて、資格手当のために取りたいのであれば、ありかもしれません。
もしこれから医療事務の仕事がしたくて、そのために資格が欲しいのであれば、他の選択肢をおすすめします。
この記事のもうちょっと下では、独学並みに安い医療事務の通信講座など、他の選択肢についても解説しています。
お金ないし、諦めよう…
もうちょっと待ってー!
他の医療事務の資格は独学できないか?
テキストがどれも売ってない…
「診療報酬請求事務能力認定試験」は内容的に難しいです。
だからおすすめできません。
じゃあ、それ以外の資格で医療事務は独学できないか、全部の資格について調べました。
結論からいうと、「難しい。理由は、問題集は売ってるけどテキストが売ってないから」です。
でも一応、問題集が売ってる資格については解説します。
ここで書いた資格以外の5つの医療事務資格(※)についても調べましたが、これらは市販の教材は何もなかったので省略します。
※医療事務認定実務者、医療事務技能士、医療事務(医科)能力検定、医療保険士、医療事務資格
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
「医療事務技能審査試験」は、医療事務の資格の中で非常に知名度のある人気資格です。
通信講座はニチイが対応していて、独学でも購入できる教材が一部ありました。
でも、売っているのは問題集と過去問だけです。
初学者がこれだけで受かるのは難しいです。
ニチイの医療事務講座 副教材一覧(ニチイ学びネット)
医療事務管理士
「医療事務管理士」は、日本で最初の医療事務資格として有名です。
通信講座はソラストが対応していて、問題集だけはこっちでも販売していました。
参考書・問題集(ソラスト教育サービス)
医療事務検定試験
「医療事務検定試験」を実施している「日本医療事務協会」が、問題集なども販売していました。
問題集と過去問はありますが、テキストは講座修了生だけが購入できるようです。
日本医療事務協会 教材のお申込み(日本医療事務協会)
医科2級医療事務実務能力認定試験
ここまで解説してきた資格と比べると知名度は下がりますが、「医科2級」でも問題集は売っていたので一応。
Amazonでも取り扱っていました。
初級者のための医療事務【BASIC】問題集(Amazonリンク)
安く医療事務の資格が取りたい!→大原がおすすめ
そもそも独学のメリットは?
そもそも、なぜ独学で医療事務の資格が取りたいのか。
それは、「安いから」。
この1点ではないでしょうか?
確かに、医療事務の講座って4万円以上するものばかりで、受講するのにちょっと抵抗があると思います。
でも、全部の医療事務講座がそんな費用かかるわけではありません。
大原の医療事務講座は独学並みに安い
「資格の大原」の医療事務講座は、費用面でずば抜けて安いです。
1~3級までありますが、3級の場合、「14,200円」で講座を受けられます。
試験も初学者向けだし、絶対こっちのほうがいいよ!
独学と通信講座の費用比較
独学で受けるとしたら、テキストが売っている「診療報酬請求事務能力認定試験」です。
この資格を独学で取るためにかかる費用と、大原でかかる費用を比較します。
独学(診療報酬請求事務能力認定試験)
テキスト | 2,420円 |
問題集 | 2,420円 |
試験受験料 | 9,000円 |
合計 | 13,840円 |
通信講座…大原(医療事務能力検定3級)
講座受講料 | 14,200円 |
試験受験料 | 3,000円 |
合計 | 17,200円 |
これでも独学のほうが「3,360円」安いって、やっぱ独学は安いなーと思いますが…。
逆に考えれば、3,000円ちょっと高いですがそれだけ払えば、通信講座を受けられます。
初学者にとっては、教材面でも、試験の難易度でも、大原のほうが断然いい選択だと思います。
大原の医療事務講座の魅力
大原の医療事務講座の魅力は価格だけじゃありません。
講義動画を見られる
大原の場合、講義の動画がネットからいつでも見ることができます。
未知の分野を勉強するとき、テキストを読むだけでできるのか不安かもしれません。
そういう人でも、動画を見ながら勉強すればスムーズに理解が進むと思います。
分からないところを質問できる
この価格で、制限回数なしに質問ができます。
質問は、電話やメールでできます。
独学では分からない部分は自分で何とかするしかないので、これは通信講座のいいところです。
在宅受験できる
「診療報酬請求事務能力認定試験」は会場受験だけです。
一方、「医療事務能力検定」は「在宅受験」ができます。
なので、家を空けられない人でも受験できます。
試験日の空いている時間に受ければ良いので、家事などを済ませてからの受験もできます。
最短1ヶ月で資格取得
「診療報酬請求事務能力認定試験」は難しい試験なので、数ヶ月はかかります。
一方、「医療事務能力検定3級」は最短1ヶ月で資格が取得できます。
ただ安いだけじゃないんだね~
通信講座だからこその色んなメリットがあるね!
大原の医療事務講座については、以下のボタンから詳しく解説している公式ページに行けます。
資料請求も簡単にすぐできるのでおすすめです!
「診療報酬請求事務能力認定試験」を悪く書いている感じですが、決してそういうわけじゃありません。
むしろ、おすすめ資格ランキングの記事では2位に書くほどおすすめです。
難しい試験なので、独学だとおすすめできないんです。
通信講座で目指すならおすすめですよ!
通信講座では、フォーサイトがこの資格に対応しています。
以下の記事でおすすめ講座ランキング2位に書いてますので、参考にしてください。
一番のおすすめはユーキャン
大原じゃないのかい!
実際に受講して良かったんだもん…
私が一番おすすめしているのは、「ユーキャンの医療事務講座」です。
理由は、私が実際に受講して、1ヶ月で資格を取得できたからです。
ユーキャンなのでテキストなどの教材も分かりやすかったし、取れる資格も一番おすすめの資格です。
分割払いで月3,300円で受講できる
そんな一気に何万円も払えないよ…
それなら、ユーキャンは分割手数料が安いしおすすめだよ!
もし独学を考えている理由が、「一気に何万円も払うのが難しい」のであれば、分割払いの選択肢もあります。
基本的に通信講座はどこも分割払いが可能です。
ただ、分割払い手数料が数千円します。
一方、ユーキャンの場合は、分割払い手数料がたった「500円」です。
なので、分割で支払いたい方にはユーキャンは特におすすめです。
\ユーキャンの公式サイトはこちら!/
ユーキャンの医療事務講座を徹底レビュー!
以下の記事では、私の実体験から、ユーキャンの医療事務講座がどんな感じだったのか、気になるところを全部レビューしています。
通信講座はどんな感じなのか、ちょっとでも興味があれば、ぜひどんなもんか見てみてください。