この記事は、私が危険物取扱者乙4の勉強をして、合格するまでの記録です。
実際にこの日にこういう勉強をしたという感じで、時系列で具体的に書いています。
これから乙4の勉強しようと思っている人や、勉強方法に悩んでいる人の参考になるかと思います。
まとめ…36.5時間の勉強で合格
私が危険物取扱者乙4に合格するまで、勉強期間は1ヶ月弱、勉強時間は36.5時間でした。
私は文系で、物理や化学はまともに勉強してきませんでした。
それでもこのくらいの勉強時間で合格できました。
独学か、通信講座か
危険物取扱者乙4の勉強を始める前に、「独学」か「通信講座」かでまず悩みました。
独学のほうが「費用が安い」のは魅力的。
でも、私は物理や化学が全然分からないので、独学でできるか不安。
なので通信講座も調べてみることに。
通信講座といえばまずユーキャンが思いついたので、調べてみたら「39,000円」…
た、たけえ・・・
さすがにそこまでするなら独学で取るしかないか…
と思いながらもう少し調べたら、フォーサイトは2万円で受けられるみたい。
講義動画もあるし、それなら物理・化学も挫折しなさそう
ということで、フォーサイトで勉強することにしました。
私がフォーサイトに申し込んだときは約2万円でした。
それが今では1万円で受けられます。
講義動画もあってこの価格は「めちゃくちゃ安い」と思います。
フォーサイト申し込み~教材到着:3日間
講座申し込み:2020/1/3
2020年1月3日に、フォーサイトのホームページから申し込みをしました。
私が申し込んだときは合計で21,483円(税込・送料込)でした。
それが今では1万円で受けられる…!
教材到着:1/6
教材が届いたのは申込みの3日後、1月6日でした。
「年始だったので遅くなるかなー」と思っていたけど、予想以上に早くてよかったです。
ちなみに、私はITパスポートもフォーサイトで勉強して合格しているのですが、そっちは申し込んだ翌日に届きました。
発送について調べたら、FAQに書いていました。
たまたま早かったのかと思ったけど、どうやらフォーサイトの方針みたいです。
とにかく発送が早いのは助かります。
【代金引換の場合】
出典:フォーサイト よくあるご質問「講座の申し込み後、教材はいつ発送されますか?」
お申込みが平日16時までに確認できれば即日発送いたします。なお、土曜・日曜・祝日はお休みをいただいておりますので、発送はその翌日となります。
【クレジットカード払いの場合】
承認取得が平日16時までに確認できれば即日発送いたします。なお、土曜・日曜・祝日はお休みをいただいておりますので、発送はその翌日となります。
【銀行振込の場合 】
入金確認ができた当日、もしくは翌日に発送しています。なお、土曜・日曜・祝日はお休みをいただいておりますので、発送はその翌日となります。
受験申し込み:2019/12/4
時間が遡りますが、乙4の受験申し込みはもっと前にしています。
2019/12/4に、2020/2/15の試験に電子申請で申し込みました。
電子申請は「消防試験研究センター」のHPからできます。
乙4の勉強自体は1ヶ月で足りるだろうと見込んでいて、実際足りました。
ただ、それより前に、受験申し込みを忘れないようにする必要があります。
2ヶ月くらい前だし、しかも申込期間が10日間くらいしかありません。
受ける都道府県によっては、試験が半年に1回しかやってないとことかもあります(試験日程はこちら)。
東京だと毎週のように試験をやっているし、合否も当日に分かります。
もし早く資格が欲しいのであれば、東京に受けに行くのも選択肢かと思います。
とにかく、申し込み期間には注意してね!
勉強記録:1/19~2/14
ここからは私が勉強した期間、1/19から2/14の1ヶ月間の記録を、順に書いていきます。
勉強方法は手探りだったので、必ずしもベストなやり方ではありません。
ちゃんとまとまった勉強方法についてなら、以下の記事でちゃんと解説しているのでおすすめです。
まとめ:勉強時間 計36.5時間
勉強のおおまかな流れ
(1)講義動画を見る …全体の軽い理解
(2)問題集を解く …インプット
(3)テキストを読みなおす…知識の整理
(4)過去問と模擬試験…アウトプット
勉強日数
勉強期間の日数…27日間
内、休み日数 … 5日間
実際勉強日数 …22日間
やった勉強と各勉強時間
講義動画 | 7h |
問題集1周目 | 12.5h |
過去問 | 2h |
問題集2周目 | 6.5h |
テキスト通読 | 2.5h |
模擬試験 | 1.5h |
知識の整理 | 3.5h |
ネット模試 | 1h |
合計36.5h
※2hとかの「h」は時間のことです。2時間勉強した、みたいな意味です。
講義動画視聴:7h
日別の勉強時間
1/19 3h
1/20 2h
1/21 1h
1/22 1h
1/23 休み
テキスト① 3h
テキスト② 3h
テキスト③ 1h
勉強方法
まずは講義動画を見ながらテキストを流して、全体をざっくりと理解することに。
動画は等倍の他に1.5倍速もあったので、1.5倍速で見ることにしました。
ちなみに、講義動画の合計時間を集計してみたところ、等倍だと480分、1.5倍だと320分くらいでした。
1.5倍なら5時間半で終われますが、私が7時間かかっているのは、動画を見終わった後に軽く復習していたからです。
講義に合わせてテキストを読み進めていきました。
テキストは3冊あって、合計230ページでした(①101p、②72p、③57p)。
「ここがひっかけ」とか、「ここが重要」とか言ってくれるので、そこはペンでマークをつけます。
1.5倍だと聞き流しちゃうこともあるけど、とりあえず気にしないで進みます。
講義動画はかなり効果的だった
フォーサイトにした理由の一つが、「講義動画があること」でした。
理解のしやすさが違う
講義を受けた感じ、かなり分かりやすいです。
どこが頻出なのか言ってくれて、頻出の部分を重点的に解説していて、メリハリが持てます。
なので、独学でテキストに書かれていることをただ読むだけよりかなり理解がしやすかったです。
ペースメーカーになる
それと、講義はペースメーカーにもなります。
最初は簡単に理解するだけと考えていたので、よく分からない部分があっても基本的に途中で動画を止めないようにしていました。
最初にテキストを読むときって、分からないことだらけでなかなか読むのが進まないんですが、今回は動画がどんどん進んでいくので、テンポよく進められました。
講義はいつでも見られる
講義動画はストリーミング形式で、いつでも見られます。
私は講義をPCで見ていましたが、スマホに専用アプリがあって、それでも見れます。
あらかじめダウンロードもしておけるので、通勤電車など外出先でも通信量を気にせず見ることができます。
問題集1周目:12.5h
日別の勉強時間
1/24 1h
1/25 2h
1/26 2h
1/27 2h
1/28 休み
1/29 休み
1/30 1h
1/31 2h
2/01 1h
2/02 1.5h
問題集① 7h
問題集② 4h
問題集③ 1.5h
勉強方法
講義動画で全体の軽い理解はできたので、問題集を解いてインプットすることに。
問題集もテキストと同じ構成で3冊あります。
全部で485ページもあります(①235p、②159p、③91p)。
正直、教材が届いて最初に問題集を見たときは、かなりの厚さにビビりました。
これ1ヶ月じゃ終わらないでしょ…
でも、解いてみると大丈夫でした。
見開き1ページの左に問題、右に解答解説があります。
その見開き1ページに、問題が2問程度しかありません。
なので、問題数は見た目よりずっと少ないです。
合計で500問弱だと思います。
500問を12.5時間で解いたということは、1問あたり1分半で解いたみたいです。
全然解けないだろうと思っていましたが、1周目から思ったより解けました。
講義の記憶を頼りに解けるところもあれば、消去法で選んで解ける問題も結構ありました。
全体を通して、半分弱くらいは正解できたと思います。
間違えた問題はマークを付けて、マークが付いている問題だけ2周目にまた解きます。
1冊目だけマーク付けてなくて、2周目も全部解く羽目に…
過去問:2h
日別の勉強時間
2/03 2h
勉強方法
危険物取扱者試験は、試験会場で問題用紙も回収されます。
なので、市販の問題集や対策サイトの問題も、すべて予想問題です。
ただ、試験実施団体の「消防試験研究センター」のHPには、1回分だけ過去問が公表されています。
消防試験研究センターの過去問
結構問題集も解けたし、もうこれで受かるんじゃない!?
調子に乗って、過去問を解くことにしました。
結果、35問中20問正解で、57%。
あと1問で合格でしたが、不合格です。
ああ、そんなに甘くないよね…
試験は45分くらいで解いて、あとは解説が付いていないので、テキストと照らし合わせて復習していました。
※この時は、科目ごとに6割取らなくちゃいけないことを知りませんでした。
「受講ガイド」っていう冊子に試験について書いてあるし、それに対応した動画もあります。
私は早く勉強を始めたくて、スルーしてました…。
もしフォーサイトを受講する場合、受講ガイドは読んでおいたほうがいいです。
問題集2周目:6.5h
日別の勉強時間
2/04 2h
2/05 2h
2/06 2h
2/07 0.5h
2/08 休み
テキスト① 4.5h
テキスト② 1.5h
テキスト③ 0.5h
勉強方法
1冊目はマークを付けてなかったので、全部やり直し。
2,3冊目は1周目で間違えた問題だけ解きました。
8割くらいは解ける状態になりました。
テキスト通読:2.5h
日別の勉強時間
2/09 1h
2/10 1.5h
勉強方法
問題集を通して問題は結構解けるようになったけど、知識にまとまりがなくバラバラで気持ち悪い。
なので、テキストを改めて読みなおして、知識を整理することに。
このタイミングでテキストを読みなおしたのは、すごい良かったです。
例えば、貯蔵・取扱いの共通基準は13もあって、最初に読んでも全然頭に入りません。
それが問題を何度も解いた今なら、イメージが掴めているので簡単に分かります。
それでも基準を暗記は全然できていなくて、選択肢で出てきたら判断できるような感じです。
試験は選択式なんだから、それでいいと思います。
模擬試験:1.5h
日別の勉強時間
2/10 1.5h
2/11 休み
勉強方法
フォーサイトの教材として付属している模擬試験を解きました。
50分で解答して、35問中32問正解、91.4%。
3科目各1問ずつ間違えました。
4類危険物の性状とか物理化学とか、いまいち理解しきれていないとこも多いけど、それでも解けるのは問題集が優秀なんだと思います。
問題集を解いているうちに、だんだんと分からない問題でも、解答の肢になりやすい選択肢が分かってきます。
※「棒状の強化液」とか「二硫化炭素」とか。
乙4の問題は、結構パターンがあるね
とりあえずここまでで合格レベルに達しました。
ここまでの勉強時間は合計「32時間」です。
知識整理:3.5h
日別の勉強時間
2/12 1h
2/13 1h
2/14 1.5h
勉強方法
問題を解いていて、正解はするけどよく分かってないっていう問題が結構あって、これがまた気持ち悪い。
なので、そういうところを集中的に整理することに。
まず、第4類危険物の性状(ガソリンは何℃で引火するかとか)は、物質が色々あって曖昧な区別でした。
なので、まずはここを、テキストを見ながらエクセルで表にまとめました。
あと、テキスト①では色んな規制が書いてあって、各規制ごとに対象となる施設が異なります。
この規制ごとの多少施設もかなり曖昧だったので、エクセルでまとめました。
ただ、もう試験はすぐだし、正直見直す時間はほとんどなかったです。
でもスッキリしたからヨシ!
ネットの予想問題を解く:1h
日別の勉強時間
2/14 1h
勉強方法
最後に、念のためまた予想問題を解くことに。
(まあ今さら不合格ってなっても手遅れですけど…。)
でも、フォーサイトには模擬試験が1回分しか付いてきません。
ここがフォーサイトの唯一のマイナスポイントだったな
この点は、乙4の模擬試験が無料でできるサイトでカバーしました。
乙4模擬試験(ぜんせきweb)
※5回までは無料で受けられます。
解き終わったら自動で採点してくれて、解説も付いているすごいサイトです。
40分で解いて、35問中25問正解、71.4%でした。
全体超えるのは難しくないけど、各科目で6割以上取らなくちゃいけないのが結構難しい。
4類危険物の性状は10問中6問正解で、ギリギリでした。
もう時間がないから対策もできないし、ちょっと不安になっただけな気もしますが・・・
何とかなるでしょ!
試験日:2/15
電子申請だと受験票を自分で印刷しておくことを思い出して、急いで印刷。
証明写真を貼らなくちゃいけないことも思い出して、試験会場への道中にコンビニで印刷。
あらかじめやっておこうよ…!
最近はスマホアプリから証明写真が作れて、ほんと便利ですよね。
前は1回しか使わない写真に700円とか払ってたのが、今回はコンビニL判プリント代の30円で済みました。
証明写真を作れるアプリは色々ありますが、私が使っているアプリのリンクを貼っておきます。
持ち物
・鉛筆かシャーペン
・消しゴム
・時計
・受験票(写真付き)
※ボールペンは使いませんでした。
※電卓は持ち込めません。
会場の教室に時計はありませんでした。
周りを見ていると、時計を持ってきていない人がかなり多かったです。
特に試験会場が大学だと、教室に時計がないことはよくあるので、持っていったほうがいいと思います。
試験・受験者層
受験者の年齢層は、20~50代と幅広かったです。
制服を着ている高校生らしき人や、60代以上であろう人も少数でしたがいました。
男女比は9:1くらいかな?
合格発表日は、教室の黒板に書かれて初めて知りました。
3/4みたいです。
試験から2週間半くらい後です。
東京では当日に結果が分かるみたい。うらやましい…
途中退出が35分からできるので、35分で終わることを目標に解きました。
やはり4類危険物の性状が微妙で、6問は当たるだろう、4問は微妙かな?みたいな感じでした。
結局、無理やり35分で終わらせました。
でも他の人は35分で帰ってなかったので、焦る必要はないです。
解答用紙と一緒に問題用紙も回収されちゃうので、自己採点はできません。
なので、解答速報もありません。
わずかに不安もありますが…
何にせよ、やっと終わったー!
総まとめ
勉強期間は1ヶ月弱、勉強時間は36.5時間でした。
私は文系で、物理や化学の授業すらまともに勉強してきませんでした。
それでもこのくらいの勉強時間で合格できました。
乙4は理系知識より、問題を解きまくるのが重要!
それでも理系の方なら、理解にかかる時間を短縮できます。
なので、30時間以下の勉強で受かるんじゃないかと思います。
乙4を取りたいならフォーサイトがおすすめ!
もし危険物取扱者乙4を取ろうと思っているなら、フォーサイトは自信をもっておすすめできます!
乙4の勉強をする場合、独学か通信講座が選択肢だと思います。
基本的に、独学のメリットは費用が安いことです。
通信講座は、講義があったりフォローがあったりするけど高いです。
でも、フォーサイトの危険物取扱者乙4の講座は、1万円で受講できます。
講義動画がめっちゃいい!
独学とそこまで変わらない費用で、
・テキスト
・問題集
・模擬試験
といったような必要な教材がすべて揃います。
特に、講義動画は独学にはない魅力!
理系知識はないし、乙4の周辺知識も一切なかったので、それでも受かるのか最初は不安でした。
でも、講義のおかげでスムーズに理解ができたので、心配いりませんでした。
講義動画で理解して、問題集を解きまくれば、乙4に合格するための知識がつきます。
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